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ドライブ大好き

ある会報を読んでいて、えっと声がでた。“権兵衛トンネルがH18年2月に開通、14年の工期を経て、ついに完成” とある。知らなかった。
伊那と木曾の奈良井を結ぶ権兵衛街道には、以前から興味を持っていた。車で通るのは中々厳しいと云われ、残念に思っていた。“トンネルができたんだ、早速行ってみなくては”と心が躍る。

私が運転免許を取得したのは、昭和51年9月、30才代も終わりに近い頃。
私の青年時代、特に北海道の小都市では、車の運転は全く別世界の出来事だった。東京に職を得て、車がずっと身近なものになり、また、折柄のモータリゼーションもあって、運転免許を取ることになった。ペーパードライバーになりたくなかったので、直ぐに車を買い、約1ケ月、朝5時に起きて、車影の少ない路上で練習を重ねてから出勤するという毎日を送ったが、毎朝の練習の中で、自分がドライブ大好き人間だということを発見した。

サラリーマンをやりながら、若い頃は年間1万5~6千キロ位、今でもひと月に千キロ前後走っている。総走行距離は50万キロに達しているのではないだろうか。車でいろいろな所を走るのは、とても楽しい。静かに景色を楽しみながら走る、あるいは音楽のストリームに浸りながら運転する、いいですね。

これまでの、1日の最長運転距離は推定750キロ。早朝に長野県原村を出発して、松本、安曇から、野麦峠を越えて岐阜県高山へ、更に奥飛騨を通って富山へ、北陸自動車道で新潟県長岡まで走り、関越自動車道で群馬県を横断し、埼玉県W市へ帰って来た。途中、野麦街道の山中,高根ダム、朝日ダム辺りで車軸を流すような強烈な通り雨に遭ったり、北陸道親知らずの辺りで壮麗な夕日に感激したり、関越道谷川岳辺りで車線規制があり、しとしと降り出した雨の中でのろのろ運転に悩まされたり、18時間の行程に疲れ果てはしたが、スリリングで楽しかった。

一番感動したのは、北海道東海岸、オホーツク海を見に行ったドライブ。
北海道の西海岸、日本海に面したO市で育った私は、子供の頃から、オホーツク海というカタカナで表現された名前に何かエキゾチックな魅力を感じ、見に行ってみたいという強い思いを持っていた。交通の不便な北海道の中で、特にオホーツク海沿岸は不便。
チャンスが訪れた。久し振りにO市での高校の同窓会に出ることになった。
次の日、友人達からのゴルフの誘いに不義理し、一人レンタカーで出発した。札樽国道から道央自動車道で終点の旭川へ、士別、名寄から音威子府へ出て、道を右にとり、オホーツク海へ向かった。天北峠を越える所で車を止め、エンジンを切り20分程休息したが、車も人も全く姿を見せず、風の通る音だけ、北東北海道らしい気味が悪い程の静寂を味わった。
その夜は浜頓別に泊った。翌朝7時、日は射しているが雲が多い。憧れていたオホーツク海は目の前に大きく広がっていた。波はやや荒く、鉛色、海岸にたくさんの昆布が打ち寄せられている。枝幸、興部、紋別、湧別と感動に浸って車を走らせ、左手の海に向かって、何度も「とうとう、来たぞ」と叫んだ。飛行機の時間に遅れないよう、湧別から右へ折れ、遠軽、丸瀬布から北見峠を越えて旭川空港へと戻ってきた。長年の思いを果たせた充足感で胸が一杯になっていた。

さて、権兵衛トンネル、大いに楽しみ。
その先、新地蔵トンネルから開田高原、九蔵峠まで足を伸ばして、御嶽山の景観を楽しみたい。

このブログで、どんな報告ができるだろうか。

半都会人

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コメント

雄大な北海道の道路を走っているような感じがしました。「とうとう来たぞ!」が実感でしたでしょう。オホフォーツクの海の見えるところに言って見たいと思います。

投稿: 太郎 | 2007年6月12日 (火) 19時09分

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