「死に神」ですか?
朝日新聞6月18日夕刊の囲み「素粒子」に鳩山法務大臣を「死に神」と決め付け掲載したことに、鳩山法務大臣激怒と報道されています。
各報道機関も取り上げ、事実を伝えているようです。読売新聞の記事には朝日新聞の広報部は「社としてコメントすることはありません」というコメントを出しているようです。
普通「しにがみ」は「死神」と書きます。念のため広辞苑を調べたところ「死に神」とも書くようです。囲みを書いた方は、一応「しにがみ」について調べていますよというポーズを取ったのだと思います。
それによると「しにがみ」の意味は「人を死に誘うという神 人に死ぬ気を起させる神」とされています。法務大臣は、法律に基づいて裁判の結果死刑と判決の出た死刑囚の刑の執行を認めただけでしょう。私には意味は全然違うように思います。囲みを書いた方は、意味のところまでは読まなかったのでしょうかネ・・・
刑の執行を許可した行為をさして「死に神」と表現したとすれば、この事実を「死に神」と誤認しているところに取り返しのつかない大きな認識の欠落があります。一般に共通の認識となりえない認識を自分勝手に解釈して報道することは、公器とされる報道機関の明らかな濫用と言えます。
さらに、生きている人間を「神」と位置付けること、おかしくないですか?朝日新聞の報道では、何事につけ「神格化」に反対をしてきているのでないですか。報道姿勢を捻じ曲げて「神格化」まで筆を進めたのに、「コメントがありません」はどういうことでしょうか。
報道姿勢に一貫性がありません。都合の悪いことになると頬っ被りで、「貝」になるんでしょうか。こういうのをわれわれ下世話では、ご都合主義といいます。公の機関としてこの姿勢を見過ごすことができません。
天下に責任ある釈明をすべきだと思います。
紅仙院 住職
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